自由な心で

心が自由で自分がやりたいなあと思うこと、興味があるなあと思うことをやれる時、集中力がでてきます。幼稚園を卒園する頃にはどうやったらうまくいくのか、どうしたらお友達とコミュニケーションできるのか、どんなことがやってみたいことなのか、状況によって何をしたらいいのか「自分で感じて、考えて、行動できる」ようになることが目標です。

大人になって自律して行動できるようになるためには、子どもの時に自由に自分で考えて行動し、失敗したりしながら気持ち、思い、行動のプロセスをしっかりと踏まえて行動してみることが大事だと思います。

ママが言うから、先生が言うから、決まりだからというので行動していると、なぜそなってるのかとか、相手のことも考えるとか、柔軟に(レジリエンスと言いますね)対応するということができなくなってしまいます。「決まりだから」「前もそうだったから」「いけないんだから」となりがちと思います。

0歳とか3歳ぐらいまでは束縛されない環境で十分に自由に行動できて、まず好きにやれて、それから4歳くらいになると人のことも考えて空気も読みながら行動して行けるようになってきます。5歳になると共同ということもできてきます。

自由にやれた経験がないとなかなか自我の確立(自分らしさ)ができません。ちょっとよそよそしい感じと言いますか。

子どもたちにはまずはやりたいことができる環境を用意したいと思っています。